今回妻が緊急入院した事により、訪問介護を利用する事にした。利用せざる得ない状態です。
突然の事で、まず何をしたら良いかわかりません!
■もくじ
1、どうやって事業者を選んだのか?
2、費用について
3、利用内容
4、利用時間
おまけ
1、どうやって事業者を選んだのか?
ソーシャルワーカー
幸い妻の入院を言い渡された病院に私が障害者であることを伝えると病院内のソーシャルワーカーが訪問介護事業者を探してくれ、近所の数社と大手のダスキンなど紹介してくれた。
こうして、病院からいくつか紹介してもらった事業者へ問い合わせたが、私の場合には折り合いが付かず病院から紹介された事業者は利用できませんでした。
自治体の相談機関
次に、自治体が運営する「博多区第1障がい者基幹相談支援センター」 という機関に電話をし相談して、自分の希望を伝えると5社の料金表をFAXしてくれその中から1つ選び翌日から利用できた。
ポイント
この自治体が運営する障害者の相談窓口は似たような窓口が沢山あり、高齢者介護の相談窓口と分けて設立されている所もあり、自分に合った相談窓口を探すのは難しいです。中には管轄違いだと自分に適した窓口を紹介すらしてもらえない担当者もいました。
市町村の福祉課のホームページにも記載が合ったので、各市町村へ問い合わせると相談窓口を紹介してもらえるかも知れません。
2、費用について
※主に労災受給者向けの説明になります
a、市町村の補助について
市町村に障害区分を判断してもらい介護福祉サービスの受給者証を交付され、自己負担額は所得に応じて負担上限月額が設定がされています。
b、労災受給者
労災機関から介護給付金が支給されており、介護費用に当てることができます。
私は、労災受給者です。市に問い合わせたところ労災の介護給付金を貰っている人は市の受給者証を交付できないとのことでした。
つまり、訪問介護の費用は労災の介護給付金で賄うことになります。
もし労災の介護給付金の上限額に達すると、それ以上の費用を市が(受給者証を発行し)負担するとの事でした。
ポイント
私も含め労災受給者は労災から支給された介護給付金を使い自費扱いになるという事。
この仕組みを訪問介護事業者は理解しておらず、説明しても理解できず介護サービスを断られる事や、上記の理由で自費と伝えたが市の受給者証を申請させようとする事業者もいました。
3、利用内容
a.生活介護
私は、掃除、洗濯、窓拭き、自宅での見守、をお願いしました。
※散歩、外出なども頼むことができます。
b.身体介護
私は、ベッド車椅子の移乗介助、をお願いしました。
※清拭、入浴介助、おむつ交換、食事介助なども頼むことができます。
実際に利用し聞いたことなのですが、市町村の介護保険(受給者証)を利用すると、上記の事はできない事がいくつかあるそうです。
詳しく説明すると、市町村の補助は介護を利用する目的で受る為、窓拭きや、仏壇の掃除など介護事業者ではなくてもできるような、いわゆる”お手伝いさん”や”自宅清掃業者”では介護と見なされない為、介護事業者は手が出せないとのことです。
つまり市の補助を使えない、私の場合は実費ですので今回依頼した大掃除のような事をお願いできたと言うことでした。
4、利用時間
初めての訪問介護(生活介護:3時間)
2018年
10月18日13時~16時
見守り、窓拭き
2回目の訪問介護(身体介護:30分)
10月19日
15時30分~16時
顔拭き、車椅子からベッドへ移乗
3回目の訪問介護(生活介護:4時間)
10月20日
13時~17時
窓拭き、カーテンを洗濯機で洗う、キッチン周り、床掃除
4回目の訪問介護(身体介護:30分)
10月23日
15時30分~16時
ベッドメイク、車椅子からベッドへ移乗
おまけ
私が調べた所によると、市町村の介護保険(受給者証)使うと、1時間600円の自己負担
今回私が利用した介護事業者の全額実費は、1時間1500円~
実費の相場は1時間3,000円がほとんどでした。
今回初めて訪問介護を利用してみて思ったこと
どんな人が来るか不安だったが親切で明るくていい人だった。
基本的に見守りをお願いしたが、アクティブなヘルパーさんは自ら清掃箇所を探して掃除してくれた。
これから大掃除のときはまたお願いしようと思う。